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ハンドピースが回転不良を起こしたときの対処法

kaz

こんにちは!BA Japan松好です!

今回は先生から「ハンドピースが回転不良を起こしたときの対処法を教えてください」というご質問をいただきましたので、ご利用中のハンドピースに「異音」や「ブレ」等の症状がでたときの対処法と原因をお話します。

歯科用ハンドピース バーが抜けない時の対処法

回転不良の対処法

回転不良の対処法は、下記ふたつの方法があります。一つずつ説明します。

  1. 十分に注油してみる
  2. 弊社にメンテナンスをお出しいただく

① 十分に注油をしてみる

異音程度の回転不良でしたら、いつもより多めに注油をすることで改善されることがあります。

注油の目的は「内部にたまった汚れを押し出すこと」と「回転部分に潤滑油を補給する」ことです。もし回転部分にヨゴレが溜まっている場合や、潤滑油が十分でない場合、いつもより多めに注油をしてみることで問題が改善される可能性があります。

注油の基本は、ヘッドからオイルが漏れ出るまで「長め」にスプレーすることです。

ただハンドピース用のオイルスプレーってなかなか高いですよね。弊社で販売するオイルスプレーは安くて高品質です。1缶で2秒間の注油を約200回分スプレーすることができる計算です。ぜひお試しください。

2024年2月末までセールもやっています!

② 注油してダメだったらメンテナンスを依頼する

注油を十分にしたのに改善されない場合や、回転ブレをしている場合などは、できる限り早めに弊社、または業者さんへメンテナンスに出されることをオススメします。回転不良でバーがブレると切削精度が落ちますし、ハンドピースが発熱してヤケドの原因になることもあります。

少し脱線しますが、ハンドピースが回転不良を起こす原因を、順を追って説明したいと思います。

ハンドピースには、「ベアリング」という部品が使用されています。ベアリングは回転軸を支え、回転をなめらかにする部品ですが、新品のベアリングはボールが等間隔に保持されています。ただベアリングが消耗するとボールの位置が不揃いになり、この状態のベアリングを使用すると、回転不良を起こします。

まだベアリングの劣化が軽度で、異音がしている程度の回転不良であれば、十分に注油をすることで回転不良が解決するかもしれません。ただ、ベアリングがボロボロに破損してしまっている場合、部品を交換する以外に回転不良を改善させる方法はありません。

さらに、ベアリングは、チャックやギアなどの他の部品と組み合わされて使用されます。そのため、ベアリングが不良になると、それに組み合わされている部品も摩耗や破損のリスクが高まります。特に、コントラアングルにおいては、ヘッド部分のベアリングが劣化すると、ヘッド内のギアも劣化しやすくなります。このヘッド内のギアが損傷すると、それと組み合わされている他のギアも同様に交換が必要になることがあります。

繰り返しになりますが、早めメンテナンスをご依頼いただくほうが、メンテナンスの総額が安くなります。

さいごに…

いま使用されているハンドピース、良いコンディションでご使用されていますか?

もし「もう少し使えるかな?」や「そろそろ専門家のメンテナンスが必要かも?」とお考えでしたら、現在弊社では、2024年2月末まで、ハンドピースを無料でチェックする特別キャンペーンを実施しています。ぜひこの機会をご利用ください。

先生がハンドピースを安心してご利用いただけるよう、専門家の目でハンドピースの状態を確認し、注油してお返しいたします。もし部品交換が必要でしたらお見積りを提出しますので、信頼のおけるハンドピースをコスパよくご準備いただけると思います。

キャンペーンの使い方は、ハンドピースをお送りいただくときにキャンペーンコードの「2401-CHK」をお書き添えいただくだけです。ご利用を心よりお待ちしております!

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