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ハンドピースのセルフメンテナンスで医院経費を削減

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日々のセルフメンテナンスで医院経費を削減

いつもお世話になっています!BA JAPANの松好です!

みなさまハンドピースのセルフメンテナンスはどの様に行っていますか?歯科医院経費の約10%がハンドピース関連なんだそうです。適切なセルフメンテナンスは、感染対策だけでなくハンドピースの寿命を延ばし、ランニングコストを抑えることができます。

今回は日々のセルフメンテナンスのながれをご紹介いたしますので、ぜひご活用ください。

セルフメンテナンスのながれ


大きく①準備→②洗浄→③消毒→④注油→⑤滅菌→⑥保管の流れで行います。

①準備

清掃する前に、感染防護服とグローブを装着してください。

カップリング・モーターからハンドピースを取り外し、バーを取り外します。

ペーパータオルまたはティッシュで汚れを拭き取ってください。

②洗浄

流水で器具のボディを清掃します。

感染防止のため、洗浄専用のブラシを用意されることをお勧めします。 ハンドピースの洗浄に、超音波洗浄器は使用しないでください。

※ハンドピースによってウォッシャーディスインフェクターは対応・非対応が異なります。左記シンボルマークが付いているハンドピースは、ウォッシャーディスインフェクターにより洗浄・消毒が行えます。

③消毒

消毒用エタノールを含ませたガーゼでハンドピース全体を清拭します。

ハンドピースは消毒液に浸さないでください。

④注油と内部洗浄

スプレーオイルをよく振り、注油ノズルを接続します。スプレー缶をまっすぐ立てたまま、ハンドピース後方からノズルを差し込み、ハンドピースのヘッド部分をティッシュでカバーし、1〜2秒間スプレーします。

※ヘッドからオイルが出るまで十分にスプレーしてください。

※ヘッドから吹き出したオイルが黒い場合、オイルが透明になるまで繰り返してください。

ヘッドのチャック孔からオイルをスプレーし、チャックの汚れを洗い流します。

⑤滅菌

ハンドピースをオートクレーブに入れます。

※乾燥工程を含め135℃を超える滅菌器を使用しないでください。

滅菌サイクルが終了したら、できる限り速やかに、オートクレーブからハンドピースを取りだしてください。

⑥保管

ハンドピースは滅菌バッグに入れた状態で保管してください。

さいごに

いかがでしたでしょうか。実際には医院様ごとに手順や方法は異なると思います。ただハンドピースのランニングコストを下げるには、「④注油と内部洗浄」で、ヘッドからオイルが流れ出るまで十分にスプレーすることが重要です。たまに「すぐにハンドピースが壊れて困っている」という先生とお話すると、「シュッ」とだけしかスプレーしてない、ということがあったりします。

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